色々のジャンルのダンスがありますが、私が携わっているダンス、ボールルームダンスは高いスキルが必要です。
それぞれのダンスで、一流と言われる様になるには、どれも高い技術が必要です。
フレッド・アステアやジーン・ケリーといった映画ダンサーは、タップダンスでした。
私の世代では、ジョン・トラボルタやマイケル・ジャクソンの踊りに魅せられました。
以後、ブレイクダンス、ロボットダンス、ヒップホップなど、多くのジャンルのダンスが生まれました。
どのダンスが一番優れているか、という問いには、誰もが自分が携わっているダンスを挙げるのではないでしょうか。
格闘技で一番強いのは?というのと同じで、ルールが違えば比較は出来ません。
ボールルームダンスは、男女で踊るカップルダンス、という、他にはない特徴を持つダンスです。
これが非常に難しくもあり、楽しいものでもあります。
二人で踊る関係上、トリッキー、フリーな動きに制約があります。
しかし、そのハンディーを超える、一人では表現できない動きを創り出す事が出来ます。
そこはスポーツとしてではなく、芸術的な表現と位置付けたいです。
体の効く、トップクラスのダンサーでも、組んだ途端に勝手の違いを感じ、踊れなくなります。
このボールルームダンスは、ソロダンサー泣かせなのは間違いないです。
逆も真なり。