母は94才、栃木県佐野市仙波町の生まれです。この地域は蕎麦で有名ですが、何故か母の実家はうどんを食していた様で、母は幼い頃からうどんを打っていました。恐らく小麦を栽培していたのでしょう。
懐かしの母のうどんを再現してみました。2種類の地粉に全粒粉を10%ほど混ぜ、多加水(50%)で打ちました。
母は生地を手で捏ねて、足踏みはしませんでした。なので多加水にする必要があったのでしょう。
麺線は美しくありません。こんな感じです。
お汁は椎茸と鰹節でダシを引いていた記憶があり、ほぼ同じ味に再現出来ました。
最近あまり食べられなくなった母が、美味しいと言って沢山食べてビックリしました。
私のうどんの原点です。